引越しや譲渡などでバイク輸送を業者に依頼する前に知っておきたいが、バイクの改造に関する知識です。バイクのカスタム次第では違法改造車となり、バイク輸送を利用できなくなる場合もあります。
バイク輸送を依頼する前に、バイクの種類と大型バイクの車種、カスタムの知識、改造車のバイク輸送の可否について把握しておきましょう。
目次
一口にバイクといっても、ネイキッドやアドベンチャーなど、実に様々な種類があります。こちらでは、バイク選びに役立ていただきたい、バイクの種類や車種と、大型バイクの選び方についてご紹介いたします。
バイクには大きくわけて、3つの種類があります。それぞれバイクの種類の特徴と、代表的な車種をご紹介いたします。
舗装された道路を走行することを目的としているのが、オンロード系のバイクです。街中で見かけることも多い、最もポピュラーな種類です。
バイクと聞いてイメージする方が多いのが、標準的なバイクであるネイキッドです。ネイキッドは「裸」という意味で、エンジンが外装で覆われていないバイクのことを指しています。教習車でもよく使用されており、普段使いやツーリングなど、幅広く活躍します。ホンダCB400やカワサキZEPHYR400X、ヤマハXJR400やXSR900などがあります。
クラシックはその名のとおり、クラシカルな見た目のバイクです。見た目はクラシカルですが、中身は最新であることが特徴で、旧車のように手間や費用はかかりません。ホンダCB223SやヤマハSR400、カワサキESTRELLAやW800などがあります。
高速走行を重視しているのが、レース車両のようなルックスのスーパースポーツです。外装で覆われているため、空気抵抗が少ないことが特徴で、バイクならではのスピード感を楽しみたい方にぴったりです。ホンダCBR250RRやスズキGSX250R、ヤマハYZF-R3カワサキNINJA 400などがあります。
アメリカンな見た目のバイクが、その名のとおりアメリカンです。クルーザー(巡行)と呼ばれることからわかるように、長距離移動に最適なバイクです。映画「ターミネーター」に登場したことから、日本でも根強い人気を誇っています。バイクには珍しく2人乗りがしやすので、デートにもぴったりです。ホンダレブル250やスズキイントルーダークラシック400、ヤマハドラックスター400やBOLTなどがあります。
燃料タンクの容量と排気量が大きいツアラーは、長距離移動と高速走行におすすめのバイクです。風をよけるカウルも装着されているので、安定したツーリングを楽しむことができます。ホンダCBR650FヤマハFJR1300A、スズキGSX-S1000FやカワサキNINJA1000などがあります。
オフロード系のバイクは、舗装された道路はもちろん、山道などの悪路でも走行することができ、高いシートと長いサスペンションが特徴です。排気量が大きく、車体が軽いので、オン・オフを問わず走ることができます。転倒した場合にも壊れにくいです。
モタードとは、オフロードのバイクに、オンロード用のタイヤを装着したバイクのことです。ホンダXR100モタードやスズキ250SB、カワサキKSR110やDトラッカー250などがあります。
冒険をテーマにしているバイクが、その名のとおりアドベンチャーです。近年のアウトドア人気に伴い、人気が急上昇しています。ホンダ400XやMT-09、スズキVストローム250やカワサキVERSYS-X250などがあります。
シートにまたがってタンクを足で挟むバイクとは異なり、足を揃えて座席に座るのがスクーターです。スクーターには自動変速機が装備されているので、シフト操作やクラッチ操作が必要なく、誰でも気軽に乗ることができます。
バイク選びで悩むことが多いのが、大型バイクと中型バイクのどちらにするかです。まずは、大型バイクと中型バイクの違いを把握してから、おすすめの大型バイクの車種を確認してください。
バイクに乗るための免許には、小型二輪免許・普通二輪免許・大型二輪免許の3種類がありますが、大型バイクに必要となるのが大型二輪免許です。
バイクは排気量ごとに免許の種類がわかれており、小型二輪免許では125cc以下、普通二輪免許では400cc以下、大型二輪免許では制限なしで、すべてのバイクに乗ることができます。
排気量が大きくなる大型バイクは、排気量のパワーに耐えなければならないので、車体が大きいことが特徴です。
せっかく大型バイクに乗るのなら、やはりカッコいいバイクに乗りたいものです。初めての方にもおすすめの、比較的乗りやすい大型バイクは以下のとおりです。
ぜひ大型バイク選びの参考にしてください。
大型バイクのハーレーダビットソンは、大型二輪免許を取得したら乗ってみたい!という方が多い人気のバイクです。スポーツスターXL883は軽いため、取り回ししやすく、大型バイクの入門編として最適です。他にも、ヤマハBOLTやXSR700、ホンダCB750やCB1300 Super Fourなどがあります。
排気量の大きなオフロード系のバイクは、車体が大きくシートも高いので、取り扱いが大変です。そんなオフロード系の中でも、初心者でも比較的扱いやすいと人気が高いのが、アドベンチャーのスズキVストローム650です。他にもおすすめの車種として、カワサキVERSYS1000SEやホンダCRF1000L Africa Twinなどがあります。
バイクは自分好みにカスタムすることも楽しみの1つですが、カスタム次第では違法となり、違法改造車に認定されてしまう恐れがあります。こちらでは、知っておきたいバイクのカスタムに関する知識と、改造したバイクが輸送できるのかどうかについて、詳しくご紹介いたします。
バイクをカスタムする前に、まずはどのようなカスタムが違法となるのか、しっかりと確認しておきましょう。また、バイクの構造を大きく変更した場合には、届け出が必要となります。
マフラーの排気騒音には、基準が定められています。基準は排気量によって異なり、50~125ccの第二種原付で近接90dB・加速79dB、125~250ccの軽二輪自動車と250cc以上の小型二輪自動車では、近接94dB・加速82dBとなっています。
ナンバープレートを回転したり、折り曲げたりすることはもちろん、カバーで覆うことも禁止されています。
ヘッドライトの常時点灯や、ウィンカーの色、点滅の間隔も定められています。
ハンドルもカスタム次第では、改造車となるので注意が必要です。ハンドルの高さの高低差はノーマルの4cm以内で、幅の長短差もノーマルの2cm以内となっています。
車体の長さ・幅・高さ・形状や、最大積載量、燃料の種類などを変更した際には、運輸支局などで構造変更申請を行う必要があります。
構造変更申請の手続きには、構造変更申請書・自動車検査証・自動車検査票・定期点検整備記録簿・自賠責証明書・手数料納付書・自動車重量税納付書・納税証明書・申請書(2号)が必要です。書類審査に合格した場合のみ、車検場でバイクの車検と改造内容検査を行い、認められると車検証が交付されます。
バイクが違法改造車に認定されると、整備命令のステッカーが貼られます。ステッカーが貼られたバイクは、15日以内に運輸支局などに持ち込み確認する義務があり、義務を怠った場合には、50万円以下の罰金が科せられます。また、ステッカーを剥がした場合にも、最大6ヶ月の使用停止や、車検証・ナンバープレートの没収などが行われます。
引越しやツーリングなどで、愛用のバイクを遠方の目的地まで業者に運んでもらうバイク輸送を利用することもよくありますが、カスタムや構造変更した改造車は、バイク輸送できるのでしょうか?
バイク輸送を手掛けるほとんどの業者が、違法に改造したバイクの輸送には対応していません。違法改造車以外にも、車検証がないバイクや鍵のないバイク、ローダウンしたバイクなども、バイク輸送を断られる可能性が高いため注意が必要です。
また、三輪バイクや屋根付きバイクなどの特殊なバイクも、業者によってはバイク輸送できないことがあります。見積りを依頼する前に、まずは問い合わせておくのがおすすめです。
法令などに違反していないバイクなら輸送することは可能ですが、ノーマルよりも車体や車体重量が大きくなった場合には、バイク輸送料金が高くなる可能性があります。業者にバイク輸送の見積りを依頼する際に、カスタムや構造変更したことを、しっかりと伝えておきましょう。
カスタムや構造変更した改造車でも、法令などの範囲内であれば、バイク輸送を依頼することができます。バイク輸送を依頼することで引越しや遠方へのツーリングがスムーズに行えるので、ぜひ法令の範囲内でカスタムを楽しみましょう。
違法ではないバイクの輸送は、ばいくるにお任せください。ばいくるでは格安・安全に、大切なバイクを輸送いたします。多数のエリアでバイク輸送を承っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
会社名 | BIKE TRANSPORT ばいくる |
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