自転車は輸送すべき？処分すべき？引越し時に自転車を処分する方法

粗大ごみとして処分

自転車を粗大ごみとして処分するには、自治体に回収依頼を出す必要があります。

1）粗大ごみ処分シールを購入
購入できる場所：最寄りのコンビニエンスストア・スーパーマーケット・郵便局など
2）回収申し込み
3）自転車にシールを貼り付けて指定時間・指定場所に置いておく

大阪の場合、粗大ごみ収集受付センターへインターネット・電話で申し込みできます。

＜処理手数料＞

• 三輪自転車（大人用）：700円
• 三輪車（子ども用）：200円
• 自転車：400円
• 電動アシスト機付自転車：700円　※バッテリーは取り外してから自転車にくくり付けておく

申し込み方法・処理手数料はお住まいの管轄自治体によって異なりますので事前に確認しておきましょう。

引用・参照元
粗大ごみ処理手数料一覧表（ご家庭で出るごみ分別・出し方のルールと収集カレンダー）
大阪市：品目別収集区分一覧表（50音順）（ごみとリサイクルごみ処理とリサイクルの知識）

民営の不用品業者に回収依頼

2つ目が不用品回収を依頼できる業者に有料で依頼する方法です。自転車のみの回収を依頼するなら5,000～6,000円程度が相場の目安となります。

＜業者の選び方チェックポイント＞

• 廃棄物運搬処理業者として公的に許可を受けている
• 料金が相場に比べて適正である

高すぎる業者はもちろんのこと、安すぎる業者も疑問です。相場は回収後に必要な処理をきちんと行ったうえで採算がとれる金額の目安だからです。そのため、見積もりが近隣他業者と比べて著しく異なる場合はチェックの目を厳しくしたほうがよいかもしれません。

• Webサイトで必要な情報を明記（料金・回収の流れ・許可業者であることの証明・不明点の問い合わせ先など）

他にも不明点があれば積極的に確認し「信頼できる業者かどうか」を最優先に選ぶとよいでしょう。

売却

最もポピュラーなのが買取業者です。自転車丸ごとではなくパーツだけ・アクセサリーだけの買取に対応してくれる業者もあるので、相見積もりなどを依頼して比較してみてください。

ただし、買取業者が対応できるのは、売り物になる／なりそうな自転車のみです。

• 状態がいいもの
• 年式が比較的新しいもの
• 人気メーカー・ブランド・モデル など

量産型で購入から時間が経っている自転車だと買取対応してもらえないこともあります。そこでフリマアプリやネットオークションを利用するという選択肢もあります。
例えば大手フリマアプリの場合、ママチャリなど一般的な自転車だけでなく、マウンテンバイク・クロスバイク・電動アシスト機付き自転車など幅広く取り扱っています。
交渉が成立したら防犯登録を抹消し譲渡証明書作成、梱包・発送という流れです。自分で梱包・発送する方法もありますが、フリマアプリの中には梱包・発送を委託できるサービスもあります。

「自転車が古い」「輸送に費用や手間がかかる」などの理由で輸送か処分かでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。処分方法と引越し先でそのまま使用する方法を比較し、よりよい方法をお選びください。