自転車を引越し先へ自分で運びたい！安く安全に運ぶ方法は？

自転車を自分で運ぶ方法・分解／折りたためる自転車なら

ロードレーサータイプの自転車やマウンテンバイクなら分解してまた組み立てられる自転車です。一般的な四角タイプの段ボールに効率よく詰められるので、よりコンパクトかつ安全な方法で運べます。

＜鉄道で運ぶ場合＞
一般的な鉄道会社のルールを確認してみると、解体もしくは折りたたんで専用の袋に収納すれば手荷物として持ち込むことができます。サイズ上の制限は縦・横・高さの合計が2.5m以内、長さ2m以内、重さ30kg以内のものが2個までです。
関西の大手私鉄も同じルールを採用しているケースが多いのですが、鉄道会社によって運用ルールが異なる可能性は否めません。持ち込みが有料となる場合もあるので事前に確認しておきましょう。

また、鉄道で自転車を運ぶなら専用の輪行袋が欠かせません。輪行袋自体は通販などで2,000～10,000円程度の価格帯で簡単に購入できます。店頭で購入するなら自転車グッズを取り扱っているホームセンターや大型家電量販店で購入できることもありますが、小さいサイクルショップだと取り扱っていないことが多いです。

＜飛行機で運ぶ場合＞
飛行機も鉄道で運ぶ場合と同様、サイズなどの規定をクリアしていれば手荷物として機内に持ち込めます。一般的な航空会社だと下記のようなルールになっていることが多いです。

• 縦横高さの合計が2～2.3m程度になるよう、あらかじめ分解・折りたたんでおいてケース・カバーなどに梱包が必要
• 普通席：1人あたり20kgまで
• ファーストクラス：1人あたり40～45kgまで

サイズ・重量が超過すると、貨物室の空き次第では持ち込みできない場合や超過分の料金を求められることがあります。

＜フェリーの場合＞
基本的には鉄道・飛行機と同じような対応です。分解・折りたたんで輪行袋に入れておけば客室に持ち込み可能となります。一般的なフェリーの場合、縦・横・高さの合計が2m未満、重量30kg未満までなどのサイズ・重量制限があります。

分解・折りたたみを行わず走行できる状態でも積載できますが、特殊手荷物扱いで自転車用運賃が必要です。距離によって料金が変わってくる可能性がありますので事前の要確認ポイントとしておさえておきましょう。

自転車を自分で運ぶ方法・分解できないタイプの自転車なら

＜自家用車で運ぶ場合＞
注意が必要なのが輸送中の破損と汚れです。
特に注意が必要なのが変速機の破損で、外から見えない位置にある内装変速機の場合、分解しないと修理できない可能性もあります。万が一破損してしまうと修復に手間がかかってしまうので、事前の梱包は丁寧にやっておくのがおすすめです。

汚れについて、もっとも可能性が高いのがチェーンの油です。特に自家用車を使って運ぶ場合、シートや内装に油がついてしまうと落とすのが面倒になります。輸送前にチェーンを洗浄し、汚れにくいドライタイプかワックスタイプのチェーンオイルを注油しておくと汚れにくくなります。

自分で運ぶのが面倒・それなら自転車輸送サービスを利用

自転車を引越し先に運ぶ場合、分解できないタイプの自転車だと輸送手段の選択肢がかなり狭まってしまいます。
自転車輸送サービスならシティサイクルタイプの電動アシスト付き自転車など、分解・折りたためない自転車でもすべておまかせいただけます。貨物補償保険をオプションでつければより安心です。

配送業者によって対応可能エリア・料金体系がかなり異なるので気軽に確認してみてください。